親子でまなぶはそのままで、ON-LINEに特化する理由
みらい塾はON-LINEに特化しています。もちろん、開塾当初は対面授業のみでしたので、今でも生徒との距離感・空気感を大切にしながら対面授業も実施しています。
みらい塾がON-LINE授業を開始したのは、コロナが流行する2年ほど前のことです。理由は、教室までが遠いため通塾を諦めなければいけないお子様のためです。
開塾当初より、教室のホームページには住所を明記しているにも関わらず、教室からは遠方の方からの問い合わせを多くいただいておりました。お問合せをいただく度に、お断りするのが心苦しかったことを忘れたことはありません。
お子さまをお持ちの方には、お車を持っていない方やペーパードライバーの方もいらっしゃいます。また、地方にお住いの方のお話をお聞きすると、塾・教室の数がそもそも少なく遠出をしなければならない、オンライン授業で探しても幼児を対象とした塾・教室がないなど、受験や補習の塾・教室は多くても、みらい塾のように「まなびの土台」「地頭をよくする」といった「認知・非認知能力」双方を強く意識し実践している塾・教室が少ないこともわかってきました。
最近では、インフルエンザ(コロナ)などの流行性感冒を気にしなくてもよい ※学級閉鎖中でもまなぶことができる、通塾の時間が不要なので他の習い事とのすき間時間を活用できる、共稼ぎでもオンラインなら通いやすい、といった理由以外に海外に住んでいても受講できるからという方もいらっしゃいました。もちろん、言語力(言語処理能力と言語化能力を子どもに身につけさせたいという理由があってのことです。そして、親も一緒に受講できるのが安心、一緒にまなべるのが嬉しいといったお声も多くいただいております。
ON-LINE授業を対面授業以上にブラッシュアップする工夫
ON-LINE授業を開始するにあたって、子どもの様子を見ながら授業を行う「双方向授業」だけを考えてブラッシュアップしてきました。一方通行のオンデマンド型授業では、子どもからの質問すら聞いてあげられないのでは意味がないからです。
幼児の子どもを対象にON-LINE授業を行うためには、子どもの表情・声・仕草だけでなく、実際に文字を書く子どもの手元を見ながら授業をする必要があります。鉛筆の持ち方、書き順などはクセがつく前に直したい部分です。また運筆、筆圧からは子どもの理解度を、字の大きさ、丁寧さからは子どもの性格やその時の精神状態など、手元からの情報は表情や声以上に子どもに向き合うためには必要です。そのために、パソコン(タブレット)+スマホで授業に参加していただき、講師もダブルカメラで授業を行ういまのスタイルになりました。
書き順や字の形は、講師が自分の手元を生徒に見せながら伝え、会話や質問を聞くときは生徒の目をしっかり見つめられるように、手元と正面のカメラを切り替えながら授業を行います。